字義どおり

 発達障害の特性として、字義どおり・・あいまいな表現がわかり辛いといった特性があります。

字義どおり・・・文字の言葉どおり・・・という意味になります。

 

例えば・・・豊の息子(自閉症スペクトラム)くんの場合ですが、先日ピアノ教室に行った帰り、車に乗り込む前に向かいのマンションのベランダで、若い男女がくわえタバコをしながらイチャイチャしている様子を見て、「こんにちわ」と大きな挨拶をした息子君。

母は、隣で空気が読めていない息子に「知らない人には挨拶はしなくていいよ。」と伝えると、「学校の先生は知らない人にも挨拶をしましょう。って言ってたよ。」と・・・。息子の答えはとっても字義どおり。そして大正解ですが・・・社会の中では場の空気が読めない子になってしまいます。

ということで新しい明確なルールが必要と言うことが分かりました。

マンションや家の中にいる知らない人には挨拶はしなくても大丈夫。とあいまいではなく具体的に伝えることで、本人にとっても分かりやすい指示となっていきます。

 

しかし、生活の中ではいろいろな事が日々起こりえます。「この前・・・こんなことあったんです~~」と、気軽にお聞かせいただけると嬉しいです。