色を分ける課題

赤・黄・緑をだいたいで分けてもらいたいことを、簡単に伝え分けてもらっています。子どもたちは色のカードが貼ってある箱に入れていきますが、分かりやすいように箱の前に出しています。

このお子さんは、スタッフと話をしながらだいたいで分けられています。

違うお子さんの場合、スタッフの言葉かけは耳に入らず、青・黄・赤できっちり分けたい!!という気持ちが前面に出ていました。

 

特性でいうと関係理解の困難さ・字義どおりの解釈になります。

 

箱に貼ってある指示がこのお子さんにとって具体的ではないので、グラデーションの色カードを準備して実施してみたいと思います♪

このお子さん、分けている段階で黄緑を緑に入れたり、余りに入れたり・・・茶色を赤に入れたり余りに入れたり・・・分類を整理して行なうことに苦手さを感じます。

カードを取って箱に入れるときに指示の色に混乱するのか・・・そのときは箱ごと色をカードの色にする。カードの量自体が多いのか(カードの量を減らす)バラバラにおいてあるカードの色全てに混乱するのか(カードを一枚ずつ取れるような作りにする)など一つずつ確認していきたいと思います。

(転導性 ・ 空間の整理統合の特性)